ドイツの<Steiff>(シュタイフ)社のテディベア。黒い毛皮に青い目、真っ赤な鼻とひづめを持つ小柄な子です。手足は自由に動きます。シュタイフクラブの会員だけが特別に手にできるテディベアで、体にかかった赤いリボンには、【Steiff - Club - Treffen 1999 Karstadt Darmstadt(シュタイフクラブ大会1999年ドイツの地名)】と書かれています。耳には、シュタイフボタン(独:KNOPF IN OHR / 英:BUTTON IN EAR)がついています。重 さ:145gサイズ:立った状態22cm、座った状態16cmナンバー:670312▼Steiff社について1877年にドイツ人のマルガレーテシュタイフさんが、故郷の小さな衣料店で自分の縫った衣服を販売し始めたところから始まります。1880年、最初につくったぬいぐるみは小さなゾウで、瞬く間に子供たちの人気を集めました。この年がシュタイフ社創業の年とされています。1902年に本物のような熊のぬいぐるみをコンセプトに、脚と腕を動かせる、ふわふわのモヘアのぬいぐるみが彼女の甥によって設計され、これが世界初のテディベア『55PB』と言われています。そしてこのテディベアが現在のシュタイフ社の基礎となっています。1904年には、大人気であったシュタイフ社の粗悪なコピー品と差別化するため、世界で一番古いトレードマークと言われる『BUTTON IN EAR』がつけられました。最高品質の証として、シュタイフ社のトレードマークになっています。1909年、創業者であるマルガレーテさんは肺炎で亡くなってしまいましたが、彼女の家族や従業員が彼女の精神を受け継ぎ、機械に頼らず一つ一つハンドメイドを続けています。